その前に、「EDとは?」をチェック。
勃起とは?
勃起とはペニスが硬くなって起つ(たつ)生理現象のことです。性的な刺激によって大脳の興奮が脊髄の中枢神経に伝わる中枢性勃起と、物理的な刺激による反射性勃起があります。
中枢性勃起では性的興奮に伴って特定の神経から特殊な化学物質が放出され、これがペニスの海綿体に信号を送ります。この信号によってペニスの海綿体に血液が流れ込み、充満していくことで勃起が生じます。
勃起はどうやって起こる?
ペニスには、スポンジ状の筋肉組織でできた2つの勃起室があります。この部屋は陰茎頭部から骨盤の中まで伸びています。性的興奮を覚えると、脳はホルモン反応を引き起こす信号を送り、ペニスに血液を供給する動脈が完全に開くようにします。
この動脈が開くと、血液は静脈から出るのに十分な時間がないほどの速度で入ってきます。その結果ペニスが硬くなり、勃起が起こるのです。
オーガズムに達すると、脳が性的興奮の信号を送らなくなるため、ホルモン反応は停止します。動脈は正常な状態に戻り、スポンジ状の筋肉組織は収縮し、勃起は収まり、ペニスは再び弛緩します。
1. 性的興奮を覚えると、脳はホルモン反応を引き起こす信号を送る
2. ペニスに血液を供給する動脈が完全に開く
3. 動脈が開くと、血液は静脈から出るのに十分な時間がないほどの速度で入ってくる
4. その結果ペニスが硬くなり、勃起が起こる
オーガズムに達すると、脳が性的興奮の信号を送らなくなるため、ホルモン反応は停止します。動脈は正常な状態に戻ってスポンジ状の筋肉組織は収縮し、勃起は収まってペニスは弛緩します。
勃起はどのくらい持続する?
勃起の持続時間は一般的に10分程度と言われることがありますが、もちろん状況や個人差によって異なります。
勃起が妨げられるのはどんなとき?
勃起が妨げられる可能性として、代表的な4つの原因はこちらです。
(1)血流が不十分
糖尿病、心臓病、高血圧、動脈硬化などの病気によって、ペニスへの血流が減少したとき。
(2)海綿状筋組織の損傷
骨盤や下腹部付近に放射線治療や手術(前立腺がん、膀胱がん、大腸がんなど)によって、海綿状筋組織が損傷したとき。
(3)信号が届かない
ペニスへの神経が傷つけられた神経学的な病気、怪我、骨盤領域の手術が原因で、脳がペニスに正しい信号を送っていないか、信号がペニスに届いていないとき。
(4)糖尿病
糖尿病を患うことによって血管が細くなったり、ペニスの神経が傷ついたりしているとき。
勃起の硬さスケール
勃起の硬さスケール(日本語版 EHS:Erection Hardness Score)は、アメリカで提唱された自己診断型の5つの指標です。このスケールを使って、勃起レベルをセルフチェックしてみましょう。
グレード 0:陰茎は大きくならない。
グレード 1:陰茎は大きくなるが、硬くはない。
グレード 2:陰茎は硬いが、挿入に十分なほどではない。
グレード 3:陰茎は挿入には十分硬いが、完全には硬くはない。
グレード 4:陰茎は完全に硬く、硬直している。
グレード 0、1、2 はEDの可能性があります。グレード 3 はセックスに支障がある場合はEDの可能性があります。しかし、もしグレードが 4 以外の場合でも、対処法はいくつかあるので安心してください!EDを治療してグレード 4 を目指しましょう。
勃起が十分に硬くない/続かない場合はどうすれば?
自分でできる勃起力アップ法
薬を服用せずに勃起力をアップする方法に興味がある方にぜひ試していただきたいのが、睾丸マッサージ、股関節ストレッチ、下半身の筋トレのです。
• 睾丸マッサージ
陰のうと睾丸をそれぞれやさしくマッサージし、テストステロンの分泌を促す。
• 開脚ストレッチ
股関節をやわらかく保ち、ペニスへの血行を促進する。
•下半身の筋トレ
大殿筋や中殿筋、骨盤底筋を鍛え、勃起をコントロールする力をつける。セックスの持久力もついて一石二鳥。
しかし「もっと確実な結果がほしい」という場合は医師にED治療薬を処方してもらいましょう。
勃起力を高める処方薬
EDの治療として、バイアグラやそのジェネリックであるシルデナフィル、シアリスやそのジェネリックであるタダラフィルなどの経口薬が処方されることが多いです。ノアではこれらの薬を始めとして7種類のED薬と、2種類の配合薬(ED+早漏)をご用意しています。すべてオンライン処方が可能で、さらにご自身でお好きな薬をお選びいただけます。「どの薬を選んだら良いかわからない」という方へは医師が最適な薬を処方します。
ノアは厚生労働省が定める「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に沿ったプラットフォームです。取り扱っている薬はすべて厚生労働省承認済みの国内正規品または世界保健機構が認証する企業が製薬する薬なので、安心して服用することができます。